地震波伝播シミュレーション(お試し版)

お試し版
地下構造探査

画面をタップして震源位置を動かすことができます(画面中の⚫️)。

モニター中の青色が濃ければ濃いほど、波の伝播が速いです。

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時刻: 0.00
震源位置: (2.00, -2.00)

地下の震源から発生した地震波が広がる様子を再現しています。地中は均一な物質でできているとは限らないので、場合によって複雑な伝わり方をします。

地球の内部の構造を探査するときは、この「地下構造が違うと波の伝わり方も違う」という性質が利用されています。五月祭の現地の地惑の企画では、さまざまな条件設定・地下構造で波の伝わり方をシミュレートできます(以下は開発中の画面です。大幅増強予定)。

シミュレーション班の写真

追記

この簡易版シミュレーションでは、2つのバージョンを用意しました(下の図)。1つ目は、速度の急勾配がある深さである場合(左)、2つ目は、速度のz方向に対する傾きがある深さで切り替わる場合(右)です。

時間発展には1次精度のオイラー法を用い、スネルの法則を拡張した式を用いています(2025年5月21日)。

色のグラデーションの表示可能範囲が不十分だったので、色のグラデーションを変更しました。(2025年5月22日)。

速度分布

  • シミュレーションの構築には、金森博雄『地震の物理』(岩波書店、1991)を参考にしています。